華々しいハコスカGTRと悲運なケンメリGTR情報!

華々しいハコスカGTRと悲運なケンメリGTR

カテゴリー :ハコスカ ケンメリ

ケンメリ誕生から、ハコスカGTRと見比べられてきていましたが、ついに1973年1月に、ケンメリにもGTRが登場しました。
 モデルはKPGC110型となり、ハードトップで2000GTRとなりました。
 ハコスカGTRと同じS20型エンジンを搭載し、専用のラジエーターグリルにケンメリは前後ともオーバーフェンダー!そしてリアスポイラーを装備していて、しかも、先代のハコスカには標準にはなかったラジオが標準装備となっていた。
 しかし、ケンメリの時代は排気ガス規制の影響もあり、ケンメリGTRはわずかに197台しか生産されなかったのです。
 そのうち販売されたのは195台だけで生産終了になり、レースに出場することもありませんでした。
 生産台数が極端に少ない為、ユーザーの間では幻のスカイラインGTRとしてとても有名です。
 そのため、旧車の中古車市場においては非常にものすごい高額で売買されています。
 このケンメリGTRを境に、後のスカイラインシリーズでは、R32スカイラインまでGTRが登場することはありませんでした。
 ケンメリGTRは今世の中にどれだけ存在するのでしょうか?所有されてる方々には大事に乗ってもらいたいものです。くれぐれも事故などはないようにしてほしいですね。

コラム > 華々しいハコスカGTRと悲運なケンメリGTRについて書かれています。

ハコスカはレースブームでケンメリはエコブームな時代

カテゴリー :ハコスカ ケンメリ

ケンメリGTRはハコスカGTRと比べて、玉数の少ない車種ですが、マイナーチェンジはたくさんしていました。
 まず、ケンメリは1975年5月にマイナーチェンジ。4気筒モデルのG16型とG18型に代わって、L16型、L18型が搭載されるようになりました。
 そして同年の9月に50年排気ガス規制対応の、電子制御燃料噴射装置(ニッサンEGI)を採用したL20E型を搭載するセダン、ハードトップ2000GTX・Eのモデルを追加しました。
 さらに、ケンメリは翌月の10月にはセダン、ハードトップの1600ccモデル、1800ccモデル、2000(L20E型搭載車)モデルをNAPSにより50年排気ガス規制に適合させました。ケンメリはそれと同時にマイナーチェンジも施し、フロントとリアのデザインが変更されました。
 そしてケンメリは一番下のグレードを1600DXとしました。今の時代もそうですが、下のグレードの方がカッコイイ名前を付けられますよね!これも販売促進のセオリーというやつでしょうかね…。
 そしてさらに、ケンメリは1976年2月ごろにGTシリーズのL20Eを搭載したモデルが、51年排気ガス規制に適合させました。
 この頃からは環境を考える時代になりハコスカのようなハイパワーの車はなかなか登場しませんでした。
 何と言っても、やはりケンメリGTRがレースに出る華々しい姿を見ることが出来なかったのはとても残念ですね。ハコスカ同じGTRの称号を持っているにも関わらず活躍できなかったのは惜しいです!

コラム > ハコスカはレースブームでケンメリはエコブームな時代について書かれています。

ハコスカの販売台数チェック!

カテゴリー :ハコスカ 販売

量産型のスカイラインクーペの歴史は3代目の「ハコスカ」が販売されてから始まったとも言われています。
 長く語り継がれていくスカイラインの一番の華々しさを持つハコスカは生産されての総販売台数が310,447台です。この台数はGTR(1,945台)を含めた台数です。
 この数は歴代の10代目までのスカイラインの中では10.4%にしかならない。
 そして意外なのが、次の世代のケンメリの方が販売台数は670,562台でハコスカよりも2倍以上多いのです。といってもGTRはケンメリは197台しか販売されてないんですが…。
 華々しい栄光をてにしたハコスカですが、実際の販売台数としては当時の値段の影響もあり、あまり売れてなかったみたいですね。
 販売台数を重視するならパワーが無くても値段が安くてカッコだけよければ売れたんでしょうね。
 そして、さらに少ないのが近代的なR34スカイラインです。
 総販売台数はたったの64,623台です。そのうち、GTRは11,344台です。
 スカイラインの中でも最高の出来と言われ、カルロス・ゴーン社長には日産で一番好きな車と言わせたR34でも台数は伸び悩みです。
 R34は販売価格が高すぎたのかな?もう世の中はエコの世界に染まってしまったのでしょうか??

コラム > ハコスカの販売台数チェック!について書かれています。